オーダー収納家具 studio SOU

壁面収納/キャビネット/カウンター下収納 etc・・・

歯科医院の什器オーダーで現調してきました。

こんにちは。

収納家具をオーダーできるお店『studio SOU湘南』です。

※公式HPはこちらからどうぞ。

http://www.soukuukan.com

 

 

studio SOUはオーダー家具のお店ですが、お客様がお求めになる家具は、

一般個人の住宅用とは限りません。

今回受けているお仕事は、歯科医院開業に伴う什器一式のオーダーです。

 

こういう店舗や施設の場合、たいていは建築工事が絡み、

*引き渡し日や開業日の都合上、納期厳守!

*お客様との直接の打ち合わせではなく、監督さんとの打ち合わせ。

となることがほとんどです。

 

つまり、かなりタイトであると同時に、間接的に施主様のニーズを聞き出して

提案を返さないといけないわけです。そこがポイントですね。(^_^)

 

 

本日は現調(現場調査)に行ってまいりました。

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このようにまだぐちゃぐちゃです。(^_^;)

 

壁は既存のクロスが貼ってありますが、いわゆる『スケルトン』に

近い状態です。ここから、室内の間仕切り壁が新たに立っていきます。

 

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床に書かれた線(『墨線』といいますね)が、壁の立つところです。

この場合は65ミリの軽量鉄骨下地(通称『軽天』)を

柱として立てる位置が書かれているわけです。

 

オーダーの什器ですから、現場の寸法に合わせサイズを決めます。

先にもらっている建築図面の寸法どおり、ということはまずありません。

当然のことですが、実際の現場寸法が最優先されます。

 

 

先ほどの墨線は柱の位置を示していますが、

実際にはその柱に壁材が貼られます。壁材の厚みを監督さんに確認します。

 

Q『ここは12.5ミリのボードですか?』

 

A『そうです。』

 

つまり、先ほどの墨線を基準にして現場寸法を測るわけですが、

壁材の厚み(≒13ミリ)を墨線に足して考えなければいけません。

 

例)墨線の内々で測ったら2,500ミリだった場合

          ↓

  実際の壁の内々寸法は2,474ミリになる

 

壁材の厚みが違えば仕上がり寸法も変わるので、必ず確認します。

 

 

その他、確認事項や要望を監督さんとやり取りします。

大切なことなので、気になることは何でも聞くつもりで打ち合わせします。

現調に何度も出向くのは非効率ですし、かといって打ち合わせ不足から

施工時にトラブルになるのもいけません。

 

例)

Q『今回は吊戸棚があるので、そこには下地をしっかり入れてください』

A『了解です。そこの壁にはボードじゃなくて、下地ベニヤを貼りましょう』

 

Q『ここのコンセントは家具にあたるので、移動してください』

A『了解です。ただ家具内にも通線したいので、家具に配線孔を付けてください。』

 

Q『図面ではここの床は上がるみたいですね』

A『そうです。~ミリ上がります。なので家具はH寸法を~にしましょう』

 

などなど・・・。(^_^)

 

 

まだできていない現場に合わせて家具・什器を作るのは

とても難しいことだと思います。

ただ、難しい分、出来上がった時の達成感もひとしおです。

 

それに一般個人のお客様でも、たとえばリフォームに伴う家具のご依頼などは

同じようなやり方が必要になります。

こういう現場経験が有るか無いかは、家具屋としての能力を問われるところなので、

今後もしっかり納めていきたいですね。

 

施工は年明けすぐの予定です。またその時はブログに上げたいと思います。

studio SOU湘南店でした。